January 22, 2006

毛糸で手織り

毛糸のもうひとつの楽しみ方、手織りを紹介しましょう!

そう、毛糸を使って、手で織っていくのです。

織り機は、菓子箱などに使われるボール紙などの、硬い紙を使って作ります。

小さなお子さんが初めて挑戦する時は、やはり、小さなものから始めるのが良いでしょう。

幅十数cmくらいの厚紙を長方形に切り、上の辺と下の辺に、一定の間隔で1.5cmくらいの切り込みを入れます。この切込みに長めの毛糸を端から順にかけていき、縦糸とします。

teori_3この時、織り機代わりの厚紙が少しカーブするよう、厚紙の長さよりも縦糸の長さを少し短くするのがコツ! こうすることで、厚紙と縦糸との間に隙間ができ、横糸を通す作業がやりやすくなるのです!この厚紙の幅よりも少し長い毛糸を、用意しておきましょう。左右両側に、房を作ります。

さて、1本目の毛糸を端の縦糸から、縦糸の上・下・上・下・・・と、くぐらせたりかぶせたりを交互に繰り返し、両端に同じように房部分が残るように、横糸を渡していきます。次の毛糸を、今度は、下・上・下・上・・・と交互に渡します。次は、上・下・上・下・・・と、好きな糸を、縦糸の部分で互い違いになるように渡していき、指で下へと詰めていきます。まさに、手織りの作業ですね!

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好みの大きさまで織れたら、横糸の端の部分を数本ずつ結んでいき、を作ります。反対側も、長さを揃えながら房を作り、最後に切り揃えます。

縦糸は、上の辺に掛かっている部分を、隣合っている切込みの真中で切って、その2本の縦糸に掛かっている横糸の一番上に縦糸の長さをあわせて結び合わせます。糸の端は、裏側へ綴じ込むときれいです。他の縦糸も同様に!

また、縦糸を切り込みから抜きながら、一方の端に引っ張ってずらしていくという方法もあります。これはちょっと模様がずれてしまうのが難点。

この手作業も、我が子が幼稚園で習って帰りました。幼稚園では、木枠の織り機を使って、もっと大きな作品を作っていました! 今では、ピアノの上にマットとして飾ってあります。

最後に、スチームアイロンをかけてあげると、仕上がりがきれいです!

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January 21, 2006

初めての毛糸遊びには・・・

指編み、楽しんでいらっしゃる方も多いようですね。

大人も子どもも、男性も女性も・・・!

ニューヨークでは、数年前からニットカフェが人気らしく、カフェで飲み物を頂きながら編物を楽しむんだそうです。

へえ・・・、何だか遊び毛が飲み物に入りそうだなあ・・・

と思ってたら、今度は東京で・・・。ふうん・・・、じゃあ、そのうち広島にも来るかも・・・。

でも、みんなで集まって編物しながらおしゃべりするのも楽しいかも・・・。

自分で作る喜びを、また思い出している時代なのかもしれませんね・・・。

そう、作る技術がどんどん海外へと出て行ってしまってますから、これは良い傾向かもしれませんね!(いやいや、話が飛んでしまった!)

さて、そんなわけで、小さな子どもたちと一緒に、お家の方もぜひ、この冬、毛糸遊びを楽しんでみませんか?

まずは、指リリアン編みから・・・。

初めての毛糸遊びには、ぜひ、極太の毛糸を用意しましょう!

まだ指先のコントロールが充分でなく、手先が器用に動かない場合、極太毛糸がとても扱いやすいです。また、指が針代わりですから、太い糸の方ができた作品もきれいです。毛糸に太さがある分、出来上がっていくスピードも早いので、作る喜びをすぐに味わうことができます。子どもたちは、結構飽きやすいので、早く簡単にできるのが良いですね。

編み方は、色々紹介しているサイトがあるので、検索してみてくださいね!

指編みもまだ難しいお子さんには、まずは、毛糸の穴通しの遊びをおすすめします!画用紙などに穴を開け、そこに毛糸を通していくのです。

boots1boots2 昨年クリスマスに、未就園児の子どもたちと、こんなクリスマスブーツを作りました。ブーツ型の画用紙に穴を開け、毛糸で縫い合わせ、シールを貼ったのですが、穴あけパンチで穴を開けるのも、その穴に毛糸を通していくのも、一生懸命!小さな子どもたちには、ブーツを作ることより、穴を開けること穴に糸を通すことシールを貼ることの方が、楽しかったのです。穴の中に毛糸を通すことも一生懸命な1歳くらいのお子さんには、先の固い綴りひもを使うとか、毛糸の先をセロハンテープで1周して綴りひものようにしておくとか、いっそモールを使うと穴に通しやすくて良いですよ!手先がまだ充分コントロールできない小さなお子さんには、先が硬い方が扱いやすいんです!

こんな、より単純な遊びの段階を踏んで、手先のコントロールができていると、今度は、縫い物を、指編みを・・・・と、手仕事もだんだん高度な作業ができるようになるのです。

指編みができるようになったら、次に、リリアンの編み機を使って・・・。

(編み機をガムテープの芯と割り箸で作ったミッチさんのブログ、ご覧になってみてくださいね!)

そろそろ次は、かぎ針を使って・・・。

そして、棒針

我が家の小学6年生は、学校で近々、アクリルたわしをかぎ針を使って編むのだそうです。

で、かぎ針を使ったことのある子が、他にいなかったそうです。

確かに、お家に編物をする環境が無ければ、無理もないかもしれませんね。でも、私の友人のお子さんも、小学3年生で、くさり編みをひたすら楽しんでいらっしゃいますよ!

かぎ針は、太いものから、棒針は、太くて短いものから、始められると良いでしょう。輪針でも良いかもしれません。扱いやすい道具を用意してあげるのがコツ!!

普段、セーターなどを編むのに私たちが使う棒針は、長すぎて両端がテーブルなどについてしまい、初心者にはとても使いにくいのです。だからその半分の短い針で、まずは編み方になれると良いでしょう。輪針は、段を気にすることなく、筒状にどんどん編んでいけるので簡単です。

かぎ針を渡し始めは、前出の友人の子のように、ひたすらくさり編みを長~く編んでくれます。これ、どうするの?といいたくなるところですが・・・。ま、飽きる頃には、かぎ針の扱いに慣れてきていますので、その練習と思って・・・。

最近は、リリアン編みができるプラスチックのおもちゃなどあるようですね。機械編みのようになっていて、その仕組みを知るには良いかもしれませんね。手先の器用さを養うには、やはり、自分の手を使って編んでいくと良いと思います。

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January 08, 2006

冬の毛糸遊びは、指先を鍛えます!

今年の正月休みに子どもたちが夢中になった遊びが、毛糸遊び!

初めに毛糸を持ってきたのは、小学1年生。あやとりを見せてくれたのです。

上手に「ほうき」を作って見せてくれました。そして、「四段ばしご」を6年生が教えます。年中さんも「ほうき」を作って自慢気に見せます。

そこでばあちゃんがひと言。「指編みをみんなに教えてみては?」

棒針でセーターを編むばあちゃんの横で、年中さんが自分にもやらせてとせがむけれど、どうも編み針を持たせるのは危ないというのです。

なるほど! よっしゃ、おまかせ~!!

ってなわけで、指リリアン編み講習会が始まります。

・・・といっても、初めにこの編み方を教えてくれたのは、当時年少だった我が子でした。幼稚園の冬の手遊びで先生から教えてもらってきたのを、私が教わったというわけ・・・。そう、幼児期の子どもたちもできる、とっても夢中になる手芸なのです!

そんな私の先生でもある6年生の我が子と私で、1年生と年中さんに教えます。初めてのことに、手に汗握り、なかなか思うようには進みませんが、とにかく夢中で続けます。先に仕上げた6年生の作品を横目に、意欲満々!ご飯の時間も、お風呂の時間も、しぶしぶ指から網目を外した程。しまいには、毛糸をつまむ指先が痛いよ~と訴える始末。でも、辞めない!大した集中持続力です。夜までにかなりの長さを編み、おばあちゃんにつなげてもらって座布団にしてもらっていました。目標を持つと、子どもたちは最大のパワーを発揮します!

yubiami (6年生の作品 いつの間にか、自分で縫い付けていました。)

指編みは、指先のコントロール力を鍛えるとてもいいトレーニングで、遊びで、手芸なので、小さな子どもたちは勿論、そろそろ記憶力に不安を覚える年長の方たちにも良いかもしれません。しかもそれが、作品として残るならもっと楽しいですよね!

できたら、ウール100%の天然素材を使うと、またその素材の心地良い感覚を養うことに繋がります!

また、作品作りの為に、ついついきれいに作ることを考えて口や手を出してしまいがちですが、できるだけ、とにかくひたすら編むことを続けたい子どもたちの欲求を満たしてあげることを優先すると良いですよ。きれいに仕上げることではなく、その過程で、指の機能の発育を促し、子どもの意志や意欲を養うことを初めは優先するといいと思います。「指編みをすること」が、子どもたちの今現在の学習のテーマだったりするのですから・・・。

指リリアン編みに慣れたら、色んな道具を使って編物を楽しんでみるといいですよ! かぎ針でひたすらくさり編みをしたり、長編みをしたり、短い棒針を教えてガーター編みを繰り返したり、それが、手先の器用さを育てることになるのです。

但し、これらの編み針は、小さな兄弟がいる場合は、その取り扱いに気をつけましょう!片付ける場所をちゃんと決め、使うルールを決めて、その子の性格や周囲の環境に要注意です!

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September 15, 2005

【指先を使う乳幼児の遊び その4】

指先を使う乳幼児の遊びシリーズ、第4弾!

これは、お子さんの年齢によっては、ちょっと注意して遊んでくださいね!

使うおもちゃは、「豆」。

食べ物をおもちゃにして・・・

そんなお叱りの声も聞こえてきそうですが、

いえいえ、最後に良く洗って食べればいいんです!

まだ乳児期のお子さんは、すぐに口に持っていくので

飲み込んでしまいがちなので、

飲み込まないよう注意してくださいね

いきない小さなお豆をつまむのは難しいので、

大きな「花豆」「そら豆」を用意するといいですよ!

軽く水洗いして、水気をふき取ってから使いましょう!

古くなったお椀や木のサラダボウルなどに入れておくといいですね。

つまんで別の容器に入れたり、

お椀の中でがしゃがしゃ混ぜたり、

握ったり離したり、

時には投げたり・・・。

(広いダンボール箱等に向けて投げるようにするといいですよ!)

布袋の中に入れて、袋の外からその間食を楽しんでも良いですね!

幼稚園児くらいになると、おままごとに最適!

ごっこ遊びで、お豆は色んな料理に変身します。

プラスチックの出来合いの料理より、楽しめますよ!

フライパンからお皿に移す動作など、

リアルに再現できます!

指先トレーニングには、

「お豆並べ」 お豆をテーブルの上に一列に並べる

「お豆数え」 容器の中のお豆の数を数える

「お豆つかみ」 一度にたくさんのお豆を片手や両手でつかむ

など、親子や兄弟でやってみるのも良いですよ!

「お玉すくい」 お玉ですくって、他の容器に移す

「箸渡し」 箸から箸へと、つまんだお豆をリレーしていく

などは、幼稚園の子どもたちがチャレンジするには

面白い動作ですね!

お豆だけでなく、「どんぐり」「かぼちゃの種」なども

同様に活用できます。

様々な工作にも使って遊んでみてください。

遊ぶことで、豆をつまむことをはじめとする

色んな動作をクリアしていくことができるようになるでしょう。

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September 12, 2005

【指先を使う乳幼児の遊び その3】

明日は、地域のフリースペースへお手伝いに出かけます。

まだ幼稚園・保育園に通っていない子とお母さんやおばあちゃんが

遊びに来てくれます。

毎月1回のお手伝いですが、この時、色んな遊びを

ご紹介しています。

明日、紹介する予定なのが、シール遊び

「シール」は、指先を使い始めたお子さんから小学生まで

みんなとっても大好きですよね!

貼ったり、

はがしたり、

案外、指先の機能をフルに使う作業なのです!

指先に力が入らないと、シールをはがすことができない・・・。

指先訓練中の幼児期の子どもたちは、

結構、集中して作業しています。

そう、たかが遊び、されど遊び!

小学生にとっての体育に匹敵するでしょう。

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さて、その遊び、やり方は自由です。

シールを台紙からはがして、どこかへ貼ります。

何度も貼ったりはがしたりできるシールブックもオススメです!

お出かけしなきゃいけない時や、

ちょっと座ってお話聞きたい時など、持っていると助かることが・・・。

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【シール初心者には・・・】

まだ指先に力が入らなくて、

なかなか台紙からはがせない時期のお子さんには、

角を少し浮かしておいたり、折っておいたりしてあげると

シール遊びを楽しむことができます。

また、最近では、かわいい色や柄のポストイットがあります。

メモをして、好きな場所に張ったり、はがしたりが

繰り返しできる事務用品です。

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【上級者には・・・】

上手に貼ったりはがしたりできる時期のお子さんには、

予め描いておいた線に沿って貼ってみるとか、

模様を作ってみるとか、

数を決めて貼っていくとか、

何かルールを決めて貼っていくといいでしょう。

思い通りの場所にシールを張るための細かい手のコントロールや、

デザイン感覚、イメージ力などを養うことにつながるのではないでしょうか?

色んな柄のシールを分類するのも面白いですね!

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May 11, 2005

【お箸のトレーニング その2】

subaru_1632さん、はじめまして! トラバ、ありがとうございます!

また、子どものお箸の使い方が気になっている皆さん、こんにちは!

お箸の練習…、保育園や幼稚園で使えるようにしなくっちゃ!

と思うと、親にも子どもにも結構プレッシャーですよね。

ちゃんと使えるよう、家庭での食事でお箸の練習を

一生懸命やって克服するのも手ですが、

折角の家族団欒のひと時がトレーニングになっちゃうと、

親も子どももつらいですよね。

そこで、遊びながら指先を鍛えるのはいかがでしょう?

以前にも書きましたが2本のお箸の前に1本の鉛筆を持てるよう

そしてその前に指先が自分でうまく使えるように

段階的に手先の動きをトレーニングしてあげるといいかも…。

その時、鉛筆もお箸も、

市販されている一般的な鉛筆や幼児用のお箸は、

幼児の手には長いんです。

子どもの手に合った、鉛筆やお箸を選んであげるといいですよ。

指先で、小さいものをつまんだり、

細い棒をつまんで、小さな穴に入れたり出したりする

指先を使う遊びを、家族で楽しんでみるのもいいかも…。

書類などをまとめるために、昔良く使われていた綴りヒモなどを、

固い紙にパンチで開けた穴に通して遊ぶのも、

指先のコントロールができるようになるための有効な遊びだと思います。

小さな豆をつまんで穴に入れたり、お皿に移すゲームを

家族でしてみるのも結構白熱しますよ!

お箸が持てるようになったら、

お箸で豆をつまんで移すゲームをしてみては?

これからは、グリーンピースが出回る季節。

お料理する前のお豆を、テーブルの上で! 

まだ使い方がおぼつかない時は、

大き目の「花豆」など使うといいでしょう!

お絵かきも、以前紹介したこどもえんぴつをつかってみては!? 

短くて持ちやすい三角柱の形をしていて、

筆圧が弱いお子さんでも書きやすいよう、

芯が6Bというやわらかさ。色鉛筆もあります。

お箸を使って食事することにトライしながら、

面白い遊びを通して指先を鍛えることで

バックアップしてあげるのはいかがでしょうか?

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April 11, 2005

【お箸・鉛筆の練習】

先日、第1子が幼稚園に入園したばかりというお母さんから、「幼稚園では、お箸を使うように指定されていて、スプーン・フォークはだめなんだ・・・。」と、聞きました。お子さんは年少さん。家では、練習用のリングが着いているお箸を使っているそうです。
園ではお箸の練習をさせたいのでしょうね・・・。

お箸を使う前に、鉛筆を持つための指使いができるようになる必要がありますね。2本を使わなきゃいけない分、当然お箸を持つほうが難しい!
では、そのお箸を使えるようになるためには、どうすればよいのでしょう?

まず、自分の利き腕ではないほうの手で、お箸を使うトレーニングを、親が自ら試してみると、子どもの気持ちがよくわかります。思いは強くても、手も、手首も、指先もぎこちなく、言うことをきかない。腕は良くても指先がうまく動かない。動いたようでも、ちゃんとつまめない。
つまり、お箸をうまく使えるようになるためには腕・手・手首・各指先のそれぞれの機能と、それらを司る脳の働きがバランスよくコントロールできないと、なかなかうまくはいかないのです。それぞれの機能が充分になって初めて、お箸を使えるようになるための条件が整ったと言えるでしょう。

お子さんの成長に合わせて、手先を使う遊びを、親子で楽しんでおくのはいかがでしょうか?
1本の指でボタンを押すことから始まって、小さなものをつまんで穴の中に入れたり、小枝のような棒を使って形を作ったり・・。まずは、指で豆をつまめるようになって、それからお箸で食べ物をつまめるようになるのが順序でしょう。

そんな指先を使う遊びを沢山楽しんだら、条件が整った頃を見計らって子ども用の鉛筆やお箸を用意してあげ、使い方を教えてあげると、案外使えるようになるものです。

そして何より、子どもの手に合うサイズのものを選んであげましょう! 
お箸の場合、親指と人差し指を90度に広げた時の指先と指先の間の距離を「1あた」と言います。その1.5倍の長さのものを選んであげるといいでしょう。材質も、プラスチックよりは木の方が、滑りにくく感触が良くて良いのではないかと思います。我が家では、食器の専門店で、10cmくらいから1cm刻みくらいで販売していたものを購入していました。
鉛筆の場合、まず、小さな手で持つには、通常の鉛筆は長すぎます。また、筆圧の弱いお子さんには、芯が固すぎるのです。まずは、長さ10cmくらいの短いもので、6Bくらいのやわらかい芯のものを選ぶと良いでしょう。一般のお店で入手できるものとして、くもん出版「すくすこ子どもえんぴつ6B」や「すくすくこどもいろえんぴつ」がお勧めです。イチオシの鉛筆は、ドイツのリラ社製「ファービー鉛筆」。お勧めショップの「メルヒェン」で扱っていらっしゃいます。

それにしても、年少で入園していきなり「フォーク/スプーンはだめ!お箸のみ」というのも、何だか「?」ですね・・・。

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March 30, 2005

【指先を使う乳幼児の遊び その2】

幼児期の子どもたちが夢中になる動作の中に、

「穴の中に物を入れる」

という動作があります。

色んな大きさや形をした穴に、それに合うものを探し出して入れる。。。

というのは、結構複雑な作業なのだということが、

小さな子どもたちを見ていると分かります。

形や大きさを認識して、それをマッチングする、

そして、実際に、その形に合うように入れていく・・・。

そんなおもちゃも市販されていますね。

さて、そんな動作が簡単にできるようになると、

洋服のボタンをとめたり、自動販売機にコインを投入したり、

実生活の中で役に立つ仕事ができるようになります。

洋服のボタンも自動販売機のコイン投入口も、

垂直の面に穴があるので、初めはなかなか思うようにいきません。

こんな時、ちょっとしたおもちゃを用意してあげると、練習ができます!

例えば、空き箱や空きペットボトルなどを使った貯金箱。

立てた状態の貯金箱に、

おもちゃのコインや大き目のボタンを入れられるようにするのです。

厚紙でコインを作ってもいいですよね!

また、イスの後ろの部分などにボタンホールのある古着や、

切込みを入れたフェルトなどをガムテープ等で貼り付け、

ボタンや厚紙で作ったコインなどを、

はめたり入れたりできるようにするといいですね。

但し、赤ちゃんが口に入れる可能性があるお宅では、

ボタンやコインの大きさや扱いには注意が必要です!!

ボタンがけに熱中している時期には、

お家の方がボタンのある洋服を着て、

子どもにとめてもらうというのもいい方法ですね。

ボタンがとめられたことだけでなく、

お家の方の役に立った!ということが、

子どもの大きな自信と喜びにつながることでしょう。

そして、実際に、自分の洋服のボタンかけや

自動販売機のコイン投入に、チャレンジさせてみることにしましょう!

その時は、「早く!」なんて言ってプレッシャーをかけずにすむように、

時間や周囲の状況を考えた上で・・・。

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March 29, 2005

【指先を使う乳幼児の遊び】

赤ちゃん期から幼稚園に入園するくらいまでの子どもたちは、

自分の身体を思い通りに動かせるようになるための

飽くなきトレーニングを続けていますね。

中でも、手の機能を獲得するまでには、

日々の色んな動作が繰り返されています。

興味のあるものに手を伸ばすことから始まり、

「触る」「つまむ」「押す」「握る」・・・などなど。

意識して指先を使う動作を遊びの中に取り入れると、

楽しみながら、でも真剣に取り組んでいます。

最近、子どもたちがどんな動作をしているか、

ちょっと意識して観ていると、

その子が今クリアしようとしているテーマが見えてきたりします。

無性に、電話やリモコンのボタンを「押し」たがる。
無性に、小石を「つまんで」、穴の中に「入れ」たがる。
無性に、スナップボタンの「留めはずし」をしたがる。
無性に、シールを「貼ったり」「はがしたり」したがる。

他にも色々、子どもの中での「流行」があることと思いますが、

それが、子どもが今、最も興味を持っているテーマだと言えるでしょう。

だとしたら、その動作が存分にできるような環境を作ってあげると良いですね!

昨年末、ある乳幼児サークルのクリスマスイベントに

お手伝いに出かけたときに、

色画用紙に穴あけパンチで穴を開け、

その穴にモールを通していってブーツを作るという遊びを楽しみました。

「穴の中に物を入れる」という作業から、

「穴の中にモールを通す」、

そして「縫う」という技につながる遊びです。

何気ない子どもの遊びも、子どもの指の働きを育て、

脳を育てていると言えるかも知れませんね!

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