March 15, 2005

【脳を鍛える3原則】

昨日のNHKテレビ番組「クローズアップ現代」で

 「脳を鍛える大人の音読ドリル」 
 「脳を鍛える大人の計算ドリル」 

の著者として有名な、東北大学教授 川島隆太氏の研究を
紹介されていました。

脳の中でも、額のあたりにある「前頭前野」が
「感情」や「行動」を司る部分をうまく統括することで、
人としての行動がスムーズにできるのだけれど、
文明社会の中で、より便利な道具や方法を使うことで
その「前頭前野」の機能が衰えて、
感情や行動のコンビネーションがうまくいかなくなるというのです。

例えば、
友人に電子メールを送る時は、前頭前野は働いていないけれど、
ペンと紙で手紙を書く時には、働いているし、
ジャガイモの皮を、ピーラー(皮むき器)で向いている時は
前頭前野は働いていないけれど、
包丁で向く時は働いている・・・という具合。

同じように見えるこの作業も、
脳にとっては、まったく違う刺激になることが分かりました。
そう、便利な作業ほど、脳の中でも
特に、人間として大切な機能を持つ「前頭前野」が
使われていないということが・・・。

一方、小学校の頃によく学校でやっていた「単純計算」や「音読」は、
「複雑計算」や「黙読」では働かないこの「前頭前野」を使う作業で、
これを、大人の脳の活性化にも活用できるというのです。

「認知症」の方たちにも、これを応用たところ、
症状が進み、徘徊や睡眠障害などの症状があった80代の女性が
症状が改善され、表情も明るくなった様子が紹介されていました。

一方、子どもたちには、例えば、
幼児向けのテレビ番組「にほんごであそぼ」の斎藤孝氏や
小学生の「百マス計算」の陰山英男氏などが提唱されるメソッドに
その応用と効果がみられるのではないでしょうか?

子どもたちの教育を考える時に
知識の習得のためだけでなく
人として生きるための脳の力を成長させるためにも
やはり、基礎・基本は大切だということを
しみじみ感じさせられました。

川島氏は、脳を鍛える3原則として
次の3つを紹介されていました。

①読み書き計算
②指で何かを作る
③コミュニケーション

読み書き計算だけがクローズアップされがちですが
それだけではなく、②や③もとても大切!

それに、④として「体験」を加えて、
子どもとの生活の中で、
これらのことをちょっと意識しながら
子どもの成長を手助けしたいものだと思いました。

川島氏の研究について、詳しくは、著書をご覧下さい!

「子どもを賢くする脳の鍛え方 ~徹底反復読み書き計算」
 小学館:版  1,470円
 
「脳を育て、夢をかなえる
~脳の中の脳「前頭前野」のおどろくべき働きときたえ方」
 くもんジュニアサイエンス  くもん出版:版 1,260円

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