子どもの感性を育てるためにも、できるだけ子どもの周りには自然素材のものを・・・と心がけてきましたが、世の中には、化学物質のために、学校に行けない、人が沢山出入りする場所に行けない、そんな子どもたちがいることを報道で知りました。
この子どもたちは、「化学物質過敏症」と診断され、発症すると眼球の動きや平衡感覚に異常をきたし、1人で立っていることもできなくなりるそうです。ある小学生が、絵を制作する際、接着剤を使用したところ、物の形の認識ができなくなり、絵も字も正常に書けなくなってしまい、まるで1・2歳児のなぐり絵のようになっていました。
身の回りで使われている主な化学物質としては、農薬・除草剤・建材・防虫剤・シロアリ駆除剤などがあり、家を変ったことや、周囲の田畑や道路での農薬・除草剤の散布で、大量に化学物質を浴びることで発症するそうです。一度発症してしまうと、微量の化学物質でも反応してしまうようになり、病院の診察待合室ですら、出入りする他の患者の衣服などについて持ち込まれる化学物質に反応してしまうのです。
学校で使われるものの中にも、多くの化学物質が使われており、建材や除草剤・ワックスなどのほかに、合板で作られたイスや棚・油性ペン・絵の具・墨汁などにも。また、教科書に使われるインクにも反応して頭が痛くなるため、1ページずつ乾かしてから使ったりするのだそうです。
その子の通う学校では、除草剤やワックスの使用をやめたのですが、新学期に意を決して、道中にまかれた除草剤を避けて車で登校したものの、その子は学校のグラウンドに着いたとたんに、1人で立てなくなってしまっていました。
昨年までは、スポーツが大好きで、とても元気に友達と外で遊ぶ子だったそうですが、発症以来、殆ど学校にも行けず、外出もできない。家の庭に出るときも、工場から煙を避けるために風向きに注意しているそうです。
今の子どもたちは、胎児の頃から化学物質に囲まれて育ってきていますよね。これは、決して他人事ではなく、我が子たちで発症しなくても、次の世代にも考えられること・・・。
今の私たちの暮らし方・・・、モノの選び方・・・、何か考えなきゃいけないのかもしれませんね。
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