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February 10, 2006

幼児期の学習教室のチラシに見る「子どもとの上手な付き合い方」

今朝、ドリル中心に行う学習教室のチラシを読んで驚きました。

子どもとの上手な付き合い方として、

子どもの情緒の安定のために、国語力が必要、

幼児期から本が読めたり、数を数えられる子は、

友達が自然と吸い寄せられ、

周りの友達から一目置かれる存在になり、

公園や幼稚園でヒーローになる というのです・・・。

何か、ちょっと違うんじゃないかなあ・・・!?

お友達関係は、国語力や算数力ではなく、

その子の人間性で作られていきます。

聞いた話では、幼児期からこの教室に通っていたある子たちは、小学校1年生当時、確かにヒーロー・ヒロイン的存在で、スポーツも勉強もバッチリ!周囲のお友達や保護者たちも、凄いねえ・・・という目で見ていたらしいのですが、小学校の授業がつまらなくて、授業中にも関わらず教室を出て行き、昆虫採集をしていたたり、また、ある子は、リーダーシップを発揮するのは良いけれど、お友達関係で色々困っていたという話も。

4年生から進学塾へ通い中学受験をしたものの、当時のようなヒーロー・ヒロイン振りではなかったとも・・・。今はどのような生徒になっているのか分かりませんが・・・。

幼児期には、むしろ、いわゆる「国語」や「算数」ではなくて、私たちが生きているこの世界に見られる素敵なものを沢山「見て」「聞いて」「触って」「感じて」という体験をすることの方が、その子の豊かな人生を育むように思います。体験の豊かな子は、むしろ、お友達関係でも色んな活動で中心的役割を果たしていくことができるでしょう。また、思いやりの心が育つよう工夫していると、お友達との人間関係もちゃんと作っていけますよ~!! (こちらの日記をご参照ください!情緒の安定は、幼児期だけではなく、児童期、思春期、成人してからもとても大切なことで、むしろ、人生を通した情緒の安定を考えた時には、幼児期の豊かな体験こそ一番必要じゃないのかなあ・・・。前出の授業中に教室を出て行ったお子さんがやっていた昆虫採集は、逆に幼児期にこそやっておきたかった体験なのでは?

確かに、言葉が話せると意志の疎通がしやすいので、子どものフラストレーションは減りますが、それは、人との会話で育まれた方が、人間関係のコミュニケーション力もついて良いのでは?ドリルやマニュアルなど、機械的なものを使うよりも、普段の生活の中で、充分育つものです。数も、一緒に階段を上る時やお風呂につかる時、おやつを数える時に「1・2・3・・・」と一緒に数えればいいんです!そんな紙の上でもできる数よりも、公園のグラウンドの広さ、滑り台の上の高さ、海の大きさ、山や雲の高さ、そんな壮大な空間の感覚を知っておく方が、小さな子どもたちには必要な「算数」なんです!そんな体験があってこそ、学校で習う教科の知識が生きてくる・・・私はそう考えています。

勿論、色んなお子さんがいて、色んな教室があって、やり方や先生との相性もありますから、一概に決め付けることはできませんが、幼児期には幼児期にしかできないこと、感じられないことがあるはず・・・。それは児童期も思春期も同じ・・・。事前の準備より、今の時期を充分に生きることを大切にしたいなあ・・というのが、私の子育てに対するスタンス・・・のつもりなんですが・・・。

国語や算数を・・・と考えるよりも、小学校に入ったらなかなか存分にはできない昆虫や草花、自然とのふれあいを充分にしてあげた方が、情緒も安定し、心豊かで思いやりのある子になるんじゃないかなあ・・・?

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Comments

 mamma様、こんにちは。
 どうも学習教室の理論を読んでいると「?」の嵐でした。
 どうも筋道がずれているような・・・。
 確かに1年生である程度の読み・書き・計算ができていると学習は楽ですが、授業を受けている本人にとっては「つまらない」でしょうね。
 友達が多い子、または少ないけれど濃い付き合いをしている子は、なにかすてきな「魅力」をもっているものですよね。
 そんな子どもたちが育ってくれればいいなと思います。
 こう言っては何かもしれませんが、勉強は後から追いつくことができても、その瞬間に感じることはその時でないと味わえないものですものね。
 のびのびと活発に活動する子が増えるといいですね。
 それでは失礼いたします。

Posted by: 中見盛 | February 13, 2006 at 09:22 PM

中見盛さん、こんばんは!メッセージ有難うございます!
本が読めたり、数が数えられるからお友達が集まるのであれば、やがて、みんながそうなった時には、一体どうするのでしょうね・・・?
放課後の多くの子どもたちが、そんな教室で学んでいることに危惧を感じたのは、私だけ・・・!?と思うこの頃です。

Posted by: mamma | February 14, 2006 at 12:11 AM

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