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December 15, 2005

授業に意欲的に取り組むには・・・

学校の授業を意欲的に取り組むことができたら、幅広い知識やノウハウを身に付けることができますね。勉強だけでなく、とても充実した学校生活を送ることができるでしょう・・・。

ところが、なかなかそうもいかない、何だかやる気をなくしてしまって、目が輝きを失っている子どもたちも多いようです。

その原因のひとつには、教師のノウハウ不足・エネルギー不足が考えられるでしょう。子どもたちは、教師やリーダーへの信頼感があるととてもスムーズに耳を傾けてくれますし、本気と工夫があると、気持ちがひとつになって物事を進めていくことができるように思います。それも、子どもたちの年齢によっては、成長段階が違うので、子どもたちの心の状態も随分違いますから、担当する学年によっては工夫の仕方が大きく違ってくるでしょうけれど・・・。授業は、子どもたちにその日のテーマについて「やる気」を起こすことができたら、ほぼ成功と元教師の友人から聞きます。例え小さな子どもたちでも、「やる気」を起こした子どもたちのエネルギーは素晴らしい力を発揮します。指示されて仕方なくやるのと、自らその気になってやるのとでは、同じ教科で同じ時間を使っても、雲泥の差があることでしょう・・・。近年の教師は、一段と本来の業務以外のことで何かと忙しいと聞きます。教師自身が「教える」ことを学ぶ時間や工夫する時間はあるのでしょうか?また、エネルギーを充電する時間はあるのでしょうか?もしかしたら、私たち保護者は、クラス運営を教師の側面から応援することをもっと考えることが、子どもたちの受ける授業の向上のために必要なのかもしれません。

もうひとつには、12日にも書いたように、子ども自身の無気力・無関心があるように思います。いくら一生懸命興味付けしようとしても、子どもたちが無気力・無関心化していたら、それをひきつけて日々授業を続けるというのは、とても大変なことです。

子どもという存在が本来持っている「好奇心」や「意欲」を育てるための工夫が、子どもが小さい内から必要なのかもしれません。例えば歯磨き、身支度、お片づけなど、「やりなさい!」と指示してやらせるのではなく、それをやりたくなるよう工夫をする、それは、子どもの好奇心や意欲をそがないだけでなく、子育てのしんどさを軽くしてくれます。

「さ~て、○○分には公園に行きたいよね~。じゃあ、まず何をしたらいいかな?」とか、「ご飯の前に、どっちがたくさんおもちゃをお家(おもちゃ箱)に返してあげられるかな!?」とか、場合によっては、一切呼びかけず、大人がひとりで楽しそうにお片付けをしていると、自ら進んでやると言ってくることもあります。あの手この手で、ひと工夫してみると、親子関係が随分スムーズになるかも。。。

9歳くらいになると、「○○しなさい!」なんて言われると

「今しようと思ってたのに・・・。もううるさい!」

「お母さんだって、○○じゃん!」

なんて言い返すことができます。でも、小さな子どもたちは、まだそれができません。その分、力で反発することもあります。そのストレスを、自分より弱い子どもたちに向けることもあります。前に紹介した平井信義先生の著書では、園で乱暴な子どもたちの成育環境を調べると、3歳までに厳しく叱られて育った子が多かったということも紹介されています。その場合、ご両親が子どもは厳しくしつけなければと考えているケースが多かったそうです。場合によっては、力で言うことを聞かされているというケースも多いのでしょう。心の底にためていってその思いが募ると、その親や教師に対して不信感をあらわにしたり、言い返すことができるようになった時、まとめて爆発させる結果になりことも考えられるでしょう。子どもたちは、自分の言い分を聞いてもらってない状態で育ってきていると、人の話を聞く・・・という習慣は持ち合わさず、極端な場合、教師が何を言おうがおかまいなしで、一方的に自分の言い分をひたすら主張し、行動することになることは容易に想像できますね。また、逆にあきらめてしまって、怒られたら嫌だから・・・と新しいことに対しての興味や意欲を持たないようになって、内にこもることも考えられます。

子どもたちは小さな子ほど、とてもクリエイティブで意欲的で活動的!その子どもたちの好奇心や興味をマナーやモラルの範囲で、良い方向に誘導しながら工夫して満たしてあげると、その好奇心や興味は、身の回りの物事に対する前向きな意欲となって表れると思うのです。この姿勢は、授業を受ける為だけではなく、長い人生、自分らしく生きていく上で、とても大切な力になりますよね!

但し、中には「子どもの言うなり」のような状態の親子を見かけることもあります。大きな違い・・・ですね!

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Comments

 mamma様、こんにちは。
 記事の内容はおっしゃるとおりですね。
 「教師」はいかに子どもの「やる気」を引き出すかが勝負だと思っています。
 そのためなら様々な方法を使ってやる気を引き出していきます。
 特に単元の始まりには気をつかいます。
 しかし、「教師は授業以外の方が忙しい」といわれるほど雑務をこなす方が忙しいです。
 じっくりと教材研究をしたり、自身のストレス解消をしたいものだなとやっぱり感じてしまいます・・・(^^;)。

 私自身、教え子に厳しく指導しすぎたため不登校にしてしまった経験があります。
 その時は自分自身かなりプレッシャーを感じ(もちろん管理職からの脅しに近いプレッシャーもありましたが)、かなり厳しく指導しました。
 すると「○○先生が恐くて学校に行きたくない」ということになってしまい、かなり悩み、苦労したことがあります。

 子どもを「モラルを守らせながら、意欲を持たせ、達成感を味わわせながら、よい方向に導かせる」、難しいですけれどこれからもこのような工夫をしながら子どもたちを育てていきたいものだなと感じました。

 長々したコメントで申し訳ありません。
 それでは失礼いたします。

Posted by: 中見盛 | December 16, 2005 at 08:51 PM

中見盛さん、こんばんは!
いつも長文にお付き合い、有難うございます。

近年の先生方は、本当に大変だと思います。その上、防犯対策までしなければならなくなったのですから・・・。
保護者も結構大変で、プライバシー保護からクラスメイトの保護者の連絡先は、全員分は知らされなくなりました。保護者も参加しての行事が殆ど無くなり、保護者同士の連携、先生との連携も努力が必要になりました。
でも、一番大切なのは、やはり子どもたち。子どもたちの明るい未来のことを考えたら、何とかアイディアや工夫をして、子どもたちの心と身体が健やかに成長しやすい環境を整えていきたいと思っています。その為には、私の立場でできること、一つずつやっていきたいと思います。

そう、上司と部下の関係は、どこの世界も色々大変と思いますが、プレッシャーによる指導は、良い仕事を生みませんよね。子どもたちも同じ・・・。私たちは、ついつい、自分が受けてきた指導法を子どもたちに当てはめてしまいがちですが、そこは、原則を知って、新しい世代の教育・子育て法を、見つけ出して伝えていきたいですね!

Posted by: mamma | December 17, 2005 at 12:35 AM

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