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December 16, 2005

タバコの害

小学6年生の我が子が、学校から2冊の冊子を頂いて帰りました。

その内の1冊は、「いや!たばこの煙」

 (日本薬剤師会 発行)。

喫煙に伴ういろんな害を分かりやすくまとめたものです。たばこの煙に含まれる有害物質の項目を数えてみると、

何と48項目!

内、5項目は、「その他の○○物質○種類以上」という省略表示です。ぞっとするのは、この中に、塩化ビニール・ウレタン・ホルムアルデヒド・アセトアルデヒドなんて、最近良く耳にする有害物質から、ヒ素・カドミウム化合物なんて、昔四大公害事件を引き起こした物質、クレゾールなんて強力な洗剤に入っているような物質まで、ガンや腫瘍の原因になる物質や、影響の分からない毒性物質などのオンパレードなのです。当然、喫煙者のガン発生割合は高く、肺以外の部位でもガンが多く発生しているようです。若いうちから始めた人の方が、肺がんによる死亡率が高いという結果も報告されています。

喫煙の問題は、喫煙者本にだけにとどまらず、その煙を吸った受動喫煙者の方が、被害が大きいというところにあります。喫煙者本人は、フィルターを通して煙を吸いますが、その周囲の人々は、直接その煙を吸うことになります。当然、有害物質は直接吸う煙の方に多く含まれ、その危険度は物質によって数倍から数十倍に高まのだそうです。ニコチンの影響で末端の血管も収縮してしまい、煙を吸うと手先の体温が冷えてしまう様子が、画像で紹介されています。血流の滞りは、様々な病気を招くことになりますよね。

母親の立場にいる人には、特に注意したいのが、一緒にいる子どもたちが受動喫煙になってしまうということ。急性肺炎や気管支炎、中耳炎などの病気に罹る確立が、受動喫煙していない子どもの1、4倍~2倍くらいリスクが高くなるそうです。乳幼児突然死症候群に至っては、4、7倍の確率だとか。また、妊娠中の母親の喫煙は、胎盤機能の低下による流産や早産の危険が高くなることや、胎児の成長に影響して、低体重・知能発達の遅れの可能性も高まるとか・・・。授乳中の喫煙は更に深刻で、胎児の時に血液を通してニコチンが入るのに対して3倍の量が母乳に溶け込むとか・・・。

私は、タバコの煙が大嫌いで、年を追うごとに拒否反応が強くなっています。先日、あるお母さんと車で一緒に出かけることがありましたが、どうもそのお母さん、直前にタバコを吸われたようで、隣に座っているだけでプンプンタバコの臭いが・・・。たった10分のドライブでしたが、数時間、私の気管はタバコの煙の臭いが染み付き、うがいをしても効果なく、胃痛と頭痛がして吐き気を催しました。持っていたアロマランプを即焚いて、しばらくその側にいました。ホッとする香りと空気で大分楽になりましたが、すでに気管の粘膜についたと思われる臭いは、しばらく取れませんでした。このことは、タバコの煙だけではなく、タバコを吸った方の呼気にも、これだけの害があるという私には衝撃的な出来事でした。・・・いや、私がその分加齢により弱ったという見方もあるかも・・・。でも、間違いなく、身体を作り上げていく幼い子どもに与える影響は大きいと確信したのです。

さて、どうしても家族が喫煙を止めてくれない場合、できるだけ屋外で吸って、その後できるだけ息を吐きだしてから入ってきてもらうこと。喫煙直後は、子どもたちに近付かないこと。タバコの臭いの染み付いた服は、外で陰干し&風通ししてからしまうことなど、工夫が必要かと思います。空気の除菌・消臭効果のあると言われるフランス製のランプベルジュは、タバコの他、ペットやカビ、ダニなどの対策に良いようで、無臭のオゾンアルコールの他、アロマテラピー効果のあるオロマオイルも使用でき、我が家も今年から使って楽しんでいます。この時は、ほんとに助かりました。

おりしも、タバコ税を引き上げ、児童手当の財源に充てられるとか。1箱500円くらいという他の先進国に合わせて、もっともっと価格を引き上げ、破綻がうわさされる国民健康保険財源に充てて欲しいと思っています。

これを学んだ6年生たちも、どうかタバコの常習者にならないよう、願うばかりです。

・・・担任の先生は、お家の人にも読んでもらうよう子どもたちに伝えたそうです。・・・

・・・愛煙家の方、ごめんなさい! 

  でも、明らかに他人に害があることを自覚した上で、

  分煙室等でご利用いただけることを、切に願っています!・・・

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Comments

先日はコメントありがとうございました☆

私は以前喫煙者でした。でも7年程前にやめました。
18歳で喫煙を始めて、何度も何度も禁煙に挑戦しては挫折の繰り返しでした(^^;
やめた今となっては、タバコがどんなに体に悪いか、またどんなに周りに迷惑をかけていたかがよくわかります。
歩行喫煙などしていたら、小さい子供にとっては完全に凶器ですもんねぇ。
喫煙者の人って臭いしなぁ...。
全国的に、歩行喫煙禁は禁止にしてほしいもんです。

Posted by: 大喜 | January 14, 2006 at 01:36 AM

大喜さん、こんにちは! もう、体調は回復されましたか? 天候の変動が激しい冬、どうぞご自愛ください!
常用していたものを止めるには、それなりの決意と苦労が必要ですよね。私自身、コーヒーを止めろと言われたら、さてどうだか・・・。さすがに妊娠中・授乳中はきっぱり止めましたが・・・。
たばこを断ち切れた大喜さんの強い意志に拍手を贈りたいと思います。
雑踏の中での歩きタバコは、小さな子ども連れには本当に怖いです。少しでも多くのみなさんが、タバコの害についての自覚と、ちょっとした思いやりを持ってくださったらありがたいですね!

Posted by: mamma | January 14, 2006 at 10:23 AM

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